所蔵No:
269
タイトル:
直江兼続
重光
自筆書状
書:
直江兼続
サイズ:
34.0cm×46.2cm
【釈文】
林檎拝領仕候、以上、 御材木之義、 此五ニ張出候様 可申付候、兼日 被仰付候条 当年中ニ可 相調候、猶以 油断仕ましく候
(折返し奥ウハ書)
「助二郎殿 与六」
解説:
与六は、直江兼続の幼名です。助次郎に対し、御用林の材木を当年中に切り出すよう命じたもの。箱書には「直江山城守兼続自筆書状 清野助次郎長範宛 天正十年頃」とあります。清野助次郎は、天正17年の会津芦名氏滅亡後に上杉家に出仕した人物です。箱書の年代と矛盾するため正確な年代は不明です。追伸の「林檎」は兼続への贈答品です。中世越後の贈答品としては、刀剣や馬・鷹、そして各地の特産物などが知られます。蜜柑を贈った記録はありますが、林檎は珍しい品物です。
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