所蔵No:
292-1
タイトル:
上杉景勝書状
6通の文書を貼り継ぎ、巻子に仕立てる
(1)長尾顕景感状
書:
上杉景勝
サイズ:
16.2cm×26.6cm
【釈文】
(押紙・朱書)
「上杉景勝公」 今度臼井之地被為 攻候処、最前ニ責入、 相動之段、粉骨無比 類候、向後弥可相稼 事簡要候、謹言、
(上杉景勝)
四月廿日 顕景(花押)
(忠家)
広居又五郎殿
解説:
長尾顕景(のちの上杉景勝)が家臣の広居又五郎(忠家)に宛てた感状です。永禄4年(1561)4月、関東管領に就任した長尾景虎は上杉家の家督を継ぎ、名を政虎と改めました。以降、毎年のように関東出兵が繰り返されます。永禄9年(1566)は、小田城(茨城県つくば市)を攻略後、佐野城(栃木県佐野市)に入り、3月には臼井城(千葉県佐倉市)を攻めます。本資料は、臼井での広居又五郎の戦功を長尾顕景が賞したものです。広居氏は、顕景の生家である上田長尾氏の家臣・上田衆の一員です。
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