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10月17日:長崎(山下屋)34 |
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難記、他日入用之節迄
ハ仕方もなき事ナリ、
誰ノ咄シカハ併と覚も
なけれ共(矢田堀之様)、六万両も
懸り物之由、十万・弐十万両
と云れても別らぬ
物ナリ、上ノ大銃ハ、皆
先ニ佐賀ニ見筒ニカワリ
ナキ鉄筒ナリ、其日ハ
礼ヲ述て帰リケル、
全躰、此事卒爾等敷
事ナレ共、夫ニハ次第アリ、
与得考へ、いたせし事也、
矢田堀も志ヲ察し、
彼ハ随分心切ニ致し呉る
之口上、且色ヲ見る、乍去 |
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