御用金無 辞事 と、山田之
町も盛なる物也、久保倉ニ
宿、御始(初 )穂百疋云々、口上ヲ
添へ、御師も夜ニ到逢、 躰ノ美男也、
挨拶人、色々出
廿五日 晴 ○小俣
朝、案内と供に外宮 参詣、
外々之神社とハ事替れり、
選座之次第抔如何なる訳
か別らぬ事也、間(アイ)之山
を過、古市ニ到る、聞しニ勝る
繁華なり、内宮 参詣し、
二見の浦 行、鳥羽迄ハ
わつか二里半計り、彼 渡り、
時 ニ寄、紀州海を廻り、大阪
出んと思共、聞ニ、此頃上リ舟ノ
ため、風あしく、且好所ハ焼失、
港ノ様子略聞し故引返す、
朝熊山 も登らルと思共、
大躰見処ニて&~ |