ながおかネット・ミュージアム
求志洞遺稿メニュー
稿本略註国訳求志洞遺稿 文 乾 稿本略註国訳求志洞遺稿 詩 坤全
小林虎三郎 求志洞遺稿について 凡例 このサイトの見方
前のページへ
次のページへ
2.求志洞遺稿の序
この画像を拡大する 拡大する
 

今果して此くの如し。若し之をして身健かに体強くして世用を為さしめば、則ち自ら功名に奮ふに之(これ)遑あらず。安んぞ能く其の文詩の伝ふべきこと此(ここ)に至るを致さんや。
 君余より長ずること十三歳、同門の先輩なり。其の学力の根柢(抵)、詩文の佳否は、世の具眼の者之を知る。余唯生きて未だ其の用を尽さず、而して継承するに人無く、其の文詩も亦二甥を待って伝ふるを悲しむのみ。是に於てか序文す。

  明治二十六年八月  乾堂 注釈15北沢正誠撰

注釈

15
前のページへ
次のページへ
長岡市立中央図書館
〒940-0041 新潟県長岡市学校町1-2-2
TEL:0258-32-0658 FAX:0258-32-0664
E-mail:nagaoka@lib.city.nagaoka.niigata.jp