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稿本略註国訳求志洞遺稿 文 乾
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稿本略註国訳求志洞遺稿 詩 坤全
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小林虎三郎
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求志洞遺稿について
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凡例
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3.(書 簡)
三、(書簡)
寸楮拝呈。時下愈々御清祥、賀し奉り候。然れば、今回御伯
病翁先生の詩文遺稿、御開版相成候趣承り、御厚志の至りに存じ奉り候。小生従来
通家の故を以て、多年先生の薫陶に浴し候事浅からず。何卒先生の遺稿を後世に伝へ度しと、兼々心懸け居り候処、已に御編集に相成り、実に積年の素志も相
(かな)ひ、本懐の至りに候。抑も病翁先生徳望の高き、今更申す
も之れ無く、学問の該博なる、洋の東西を兼ね、又職見の卓越なる、時勢洞察の先見は世人の敬服する所。今此の美挙を聞き、欣喜に堪へず候。唯開版の速やかならん事、希望仕り候。時下寒冷、千万御自愛是れ祈る。匆々拝具。
明治二十六年十一月二十日
於石川県金沢
三間 正弘
小金井権三郎様
小金井良
精様
注釈
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1-2
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