図書館に関するニュースなどで、特に面白いもの、際立ったものを紹介します!
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8月25日(土)、互尊文庫で「科学工作教室」を行いました。
作った作品は、光を7色に分ける虹色スコープと壁がないのにあるように見えるブラックウォールの2作品。
虹色スコープは、紙コップの底に鉛筆で穴をあけ、穴をあけた場所に特殊なフィルムを貼って完成となります。
完成品をのぞいてみると…「虹色の世界に見える」「すごくキラキラしている」など子どもたちから歓声があがりました。
最初に虹色スコープの作り方を講師の方に教わり作ります。 | 特殊なフィルムを貼り付けて…何が見えるかな? |
みんなで作った虹色スコープでのぞいてみると、光の色の見え方が違うことにびっくり!! |
つづいてブラックウォールづくりに挑戦です。
ブラックウォールは、工作用紙のあらかじめ切り抜いてある部分に、異なる偏光板を貼っていきます。貼りおわったら、工作用紙を箱の形になるよう組立ててブラックウォールの出来上がりです。
ブラックウォールの中に鉛筆を入れてみると…壁があるように見えるのに鉛筆が壁を突き抜けていきます。その様子に親子や姉妹で、「不思議だね」と感想を言い合っていました。
今回、ご家族の方と一緒に参加する子どもが多く、親子または祖母とお孫さんともに楽しんでいる姿が印象的でした。
先生の説明を聞いたら、親子で協力してブラックウォール作り開始。 | 壁がないのにあるように見えるブラックウォール。ほんとに壁がないか鉛筆で確認すると…鉛筆が壁を突き抜けた! |
講師の方がつくってきた不思議な科学工作をみんなで試して遊びました。 |
8月23日まで中央図書館美術センターで開催された、新潟日報カルチャースクール主催「早津剛展」にて展示された水墨画を、早津氏のご好意によりお借りしました。
中央図書館に隣接する公園のポプラが描かれています。中央図書館エントランスにて9月6日まで展示予定です。
早津剛「図書館のポプラ」 |
南地域図書館では8月23日、休館日の午後6時30分から「夜のおはなし★おはなし」を開催しました。いつもとは少し雰囲気の違う図書館で、ちょっぴりこわいおはなしやふしぎなおはなしの絵本や紙芝居、ブラックパネルシアターを楽みました。
館内にはかわいいおばけやがいこつがたくさん! |
紙芝居『ひゃくものがたりとゆうれい』のときには真っ暗に…。 | ブラックパネルシアター『おばけなんてないさ』はみんないっしょに歌ってくれました。 |
中央図書館にて各図書館や栃尾美術館、文書資料室でのイベント情報や関連映像を上映中です。
今後も開催するイベントにあわせて様々な映像を上映する予定です。中央図書館にご来館の際はぜひご覧ください。
閲覧室エントランスのテレビで上映中です! |
現在は栃尾美術館で開催中の「プチファーブル 熊田千佳慕の世界展」にあわせて、「熊田千佳慕の世界 花と虫の命をみつめて」を上映中。
プロモーションムービーをご覧いただき、ぜひ栃尾美術館で本物に触れてみてください。ちなみに「熊田千佳慕の世界 花と虫の命をみつめて」のDVDは栃尾美術館で販売中です。
北地域図書館では、8月24日(金)〜29日(水)まで、中越高等学校写真部の写真展を開催します。
その準備のため22日には作品の搬入を行いました。
高校生のうちに秘めた熱い想いがつまった作品ばかりです。たくさんの方々にご来場いただきたいと思います。
高さを確認します。 | 作品と作品との間隔も調整します。 |
互尊文庫では、8月22日(水曜日)に百科事典引きビンゴゲームを行いました。
3×3のマス目にあらかじめ書かれている言葉から縦・横・斜め、どれでも並んだ3つの言葉を選んで、その言葉を百科事典で調べます。
参加してくれた子どもたちはみんな真剣な表情で百科事典とにらめっこしていました。ビンゴが完成して字の間違いがないことを告げると、嬉しそうに調べた用紙を保護者の方に見せていました。
調べたことを書く作業は、大変だったようですが、書き終わると達成感があり、「百科事典で言葉をさがすのが楽しかった」と自分で調べた用紙を見ながら笑顔で感想をくれました。
選んだ言葉をすばやく百科事典で引いてさがします。 | 調べたことを記入中。もくもくと鉛筆を走らせます。 |
ビンゴ完成!書いた文章に間違いがないかチェックします。 |
南地域図書館では、8月7日に「南館夏休み工作ワークショップB レインスティック作り」を開催しました。
レインスティックは傾けると「ザーザー」と雨のような音の出る民族楽器で、雨乞いの儀式などにも使われることがあるそうです。
本来は乾いたサボテンなどを使って作るそうですが、今回はラップの芯やつまようじなどを使って作りました。
あらかじめ穴を開けておいたラップの芯の側面につまようじを刺していきます。本数が多くてちょっと大変! | 外にカラーダンボールを貼り、ラップの芯の片側をフェルトでふさいで、中に砂利を入れます。もう片方もフェルトでふさいだらできあがり!みんなで「ザーザー」と音を出して聞き比べをしてくれる子もいました。 |
こんなふうにできあがります。 |
北地域図書館の特色である「花火」にちなみ、身近にある材料を使って花火玉(模型)づくりに挑戦しました。
小さく丸めた紙ねんどを2つの発泡スチロール製どんぶりに一つ一つ並べて敷きつめます。その後2つのどんぶりをドッキングさせ、外側にクラフト紙を隙間なく貼り付けて完成となります。参加された小学生と保護者の方々は悪戦苦闘しながら、オリジナルの花火玉を作りました。
今回は長岡花火の直後にイベントを開催しましたが、作り終えたあとには「この大きさの花火玉を上げるとどのくらいの大きさの花火になるのかなぁ??」と更に花火に興味を持たれる方もいらっしゃいました。
長岡の夏はやっぱり花火だなぁと感じたイベントでもありました。
どんぶりに丸めた粘土をつめているところ。 | どんぶりにクラフト紙を貼っているところ。 |
8月2日(木)アオーレ長岡アリーナにて「ダウン症の書家 金澤翔子 祈りの揮毫」が開催されました。
長岡まつり初日でもある当日は快晴に恵まれ、暑い中約1,500人の来場者がありました。
森市長の挨拶、品田図書館長のゲスト紹介の後、金澤さん母子から挨拶をいただき揮毫が始まりました。
イベント前にイメージトレーニングをする翔子さん。 | 「精一杯頑張ります」と翔子さん。 |
揮毫が始まると会場は静寂に包まれ、翔子さんの小さい体から生まれる力強く大きな文字に観客の目は釘付けになりました。
途中、大の字の最後の払いの部分を書いた際、勢い余ったのか墨がそばで補助をしていた母の泰子さんに飛んでしまい、「狙ったわね」と泰子さん。会場からは笑いが起こるなど、厳かな雰囲気の中にも暖かさを感じる場面がありました。
揮毫前の精神統一 | 渾身の力を込め、筆を走らせます。 |
この後、勢いよく払ったら泰子さんに墨が… | 「わざとじゃないよ」とおどけている翔子さん |
最後の「火」の字を書く前に、観衆に向かってガッツポーズ!気合を入れ直しました。 | 約1,500人に見守られながら書く翔子さん。物怖じすることなく、揮毫に集中できる胆力の凄さに脱帽です。 |
最後は親子で落款を押し完成!会場からは大きな拍手が起こりました。
翔子さんに出来栄えを尋ねると「とてもよくできました」と笑顔で答えてもらいました。
泰子さんを呼んで、2人で作品を仕上げました。 | 満足そうに感想を述べられた翔子さん。泰子さんからも「うまくできた」と太鼓判をもらいました。 |
揮毫のお礼にバルーンアートの花束をプレゼント。 | 揮毫イベント後には越後長岡応援団就任式があり、式の最後に森市長、俳優でシンガーソングライターの加山雄三さん、建築家の隈研吾さん、温泉エッセイストの山崎まゆみさん、市民の皆さんと集合写真を撮りました。 |
9月22日(土)〜10月14日(日)にかけ、中央図書館美術センターにて「ダウン症の書家 金澤翔子 書作展」を開催します。様々な翔子さんの作品に触れることのできるこの機会をお見逃し無く!