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映画「疎開した40万冊の図書」関連パネル展示 <2013.10.31>

11月15日(金)に長岡リリックホールで開催される「疎開した40万冊の図書」上映会に合わせ、中央図書館1階エントランスでは、14日まで映画関連パネルを展示しています。

映画の中では貴重な本の保存に尽力した一人として長岡出身の反町茂雄が描かれています。

反町茂雄は、戦後、歴史資料の収集・保存に尽力した人物です。

故郷長岡の郷土資料充実のため、当館に多額の援助をもって、大変貴重な資料を寄贈して下さいました。

本展示では、映画のキーマンとも言える反町茂雄について、人物像や功績などを紹介しています。

是非ご覧いただき、合わせて映画もお楽しみください。

様々なパネルが展示してあります。エントランス内の大型ビジョンでは、映画の予告も流れています。

子どもへの読み聞かせの大切さを知る−読み聞かせボランティア養成講座〜メディアを超えるもの〜 <2013.10.27>

今回のボランティア養成講座は、長岡市に縁のある児童文学作家の斎藤淳夫さんにお話をしていただきました。

始めに、祖母、母親、付属小学校時代の担任に本をたくさん読んでもらったおかげで、今の自分が形作られたというお話をしてくださいました。

その他、先生の福音館書店での編集者時代のお話なども聞くことができました。

また、子ども時代に良い本に出会う大切さ、お話の世界で自由に楽しむことができる大切さを教えていただきました。

最後に、子どもとメディアについてのお話では、メディア、ゲームの怖さを痛感しました。

参加者からは「子どもたちに接する私たちの態度が、非常に大切であること、メディアの危険を大人が正しく認識しなければならないと思いました。」「子どもの頃、いっぱい本を読んでもらった子は、こんなに心豊かな人になるのだと感動しながら聞いていました。」などといった声が聞かれました。

どの方達も真剣に聞き入っており、講師の熱い思いを受け取っておられました。

講師の斎藤淳夫さん
講師の斎藤淳夫さん。著書の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』はアニメにもなるなど、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

おはなし☆おはなし ハロウィンのおばけたちになっちゃおうスペシャル<2013.10.27>

南地域図書館では、ハロウィンにちなんだおはなし会スペシャルをしました。

特別ゲストの魔女さんと一緒に呪文を唱えるパネルシアターや、大型絵本の動物を当てていくおはなしを聞いてもらいました。

みんなでかぼちゃのブレスレットを作ったあとは仮装パーティーの始まりです。

魔女の三角帽子に黒マントをつけて、おばけの仮面や変装メガネをつけてみんなで盛り上がりました。

大型絵本の読み聞かせ パネルシアターの実演 仮装をして記念撮影をしているところ
大型絵本『どうぶついろいろかくれんぼ』を読んでいるところ 青いページにかくれている海でおよいでいるおおきなおさかなはだれかな?みんなはげんきよく、くじら!と答えてくれました。 パネルシアター『でてくるよ でてくるよ』では魔女さんといっしょに魔法をかけるよ! チチンプイのプイ! 魔女さんやおばけちゃんに仮装をして大盛り上がり!!!

おはなしひろば ハロウィンパーティー <2013.10.27>

中之島地域図書館では、おはなしひろばとしてハロウィンパーティーを開催しました。

今回はハロウィンの時期ということで、魔女やおばけの登場するおはなしを読み聞かせしました。

おはなしの後には、かぼちゃのバッグとおばけのかんむりを親子で作りました。

かぼちゃのバッグには子供達に顔や模様を描いてもらい、個性的で可愛らしいバッグができました。

おばけのかんむりが完成したら、頭に着けて図書館のカウンターへ!

待っていたスタッフが子ども達にお菓子型のメモ帳や鉛筆をおみやげに渡し、楽しいハロウィンのおはなし会となりました。

『まじょまつりにいこう』を聞いているところ かぼちゃのバッグを作っているところ
絵本『まじょまつりにいこう』
魔女にばれない様に気を付けて!
親子で楽しくかぼちゃのバッグ作り。うまくできるかな?
かぼちゃのバッグが完成したところ おみやげを貰っているところ
可愛いバッグが完成しました。 ハッピーハロウィン!スタッフがお菓子の代わりにメモ帳を渡します。

おはなしぽんっ!ハロウィンスペシャル <2013.10.27>

西地域図書館では、「おはなしぽんっ!ハロウィンスペシャル」を開催しました。

かぼちゃやおばけが出てくる絵本・紙芝居の読み聞かせの後、かぼちゃのバッグを作りました。

たくさんの子どもたちが参加してくれました。

中には仮装してきてくれた子もいて、とても賑やかで楽しいハロウィンスペシャルとなりました。

『走れ!かぼちゃ』を聞いているところ 『ふしぎなおとしもの』を聞いているところ かぼちゃのバッグを作っているところ
絵本『走れ!かぼちゃ』
ポルトガルに伝わる昔話。オオカミ、クマ、ライオンから逃げるため、おばあさんは、かぼちゃの中にすっぽーん!と入った場面で笑い声が聞こえてきました。
紙芝居『ふしぎなおとしもの』
イギリスの昔話。おばあさんが帰り道につぼを拾いました。おばあさんが、後ろを振り返るたびにつぼはランプに変わり、石に変わり・・・。この落し物の正体は?みんな前の方に来て興味津々です。
かぼちゃのバッグ製作中。紙コップにかぼちゃ型の画用紙を貼り、バッグをつくります。
かぼちゃのバッグが完成したところ プレゼントを貰っているところ プレゼントとバッグを持って記念撮影
かぼちゃのバッグ完成!!表情豊かなかぼちゃのバッグを見せてくれました。 館内にいる魔女を探して、合言葉を言うと・・・、素敵なプレゼントがもらえます。 魔女からもらったプレゼントとかぼちゃのバッグといっしょにパチリ。

読書手帳をつくりましょう <2013.10.26>

西地域図書館ではイベント読書手帳を作るイベントを行いました。

小学生から一般の方まで幅広く参加していただき、秋の「読書週間」に向けて、色とりどりの素敵な和綴じ読書手帳が完成しました。

イベント開催後も図書館窓口では、「先日作った読書手帳、こんな風に使っています」、「母にプレゼントしたいので、材料の購入先を教えて!」といった声を頂きました。

皆さんが思い思いにオリジナルの読書手帳を活用してくださっている様子が伝わってきました。

説明を聞いているところ 穴を開けているところ
今年の読書週間のテーマは「旅」。素敵な読書手帳をつくって、思い出に残る「旅」に出かけましょう! 大きなハンマーで手帳の穴あけに挑戦中。千枚通しを握る手にも、自然と力が入ります。
糸を通しているところ 完成した読書手帳
順番に沿って、穴に紐を通して綴じます。糸が絡まないように慎重に……。 秋の草花をテーマにした色紙で、季節感たっぷりの手帳が完成しました!

おはなし日本一周「中部地方」<2013.10.20>

西地域図書館では毎月日本の各地方を取り上げ、その地方の昔話の読み聞かせやクイズなどを行なう「おはなし日本一周」を開催しています。

5回目となる今回は、「中部地方」です。

「あんもちみっつ」を聞いているところ 絵本を紹介しているところ クイズタイムに参加しているところ
紙芝居「あんもちみっつ」
富山県では最初に語る昔話として伝わっています。残った1つのあんもちをどちらが食べるのかを、おじいさんとおばあさんはにらめっこで決めることにしました。2人がにらめっこをしていると泥棒が現れて・・・。さて、最後にあんもちを食べることが出来たのは誰でしょうか。
中部地方出身の絵本作家さんを紹介。間瀬なおたかさん、宮西達也さんや加古里子さんなどみんなが知っている作品がいっぱいありました。 おはなし日本一周恒例のクイズタイムです!!ここで出題された問題を1つ。
Q・静岡県と山梨県にまたがる2013年に世界遺産に登録された日本一高い山はなんでしょう?
1.高尾山 2.弥彦山 3.富士山 
正解はこの記事の下にあります。
「かにむかし」のパネルシアターを見ているところ スタンプカードを見せているところ 中部地方のシール
パネルシアター「かにむかし」
五大昔話のひとつに数えられるこのお話は「さるかに合戦」、「さるとかに」といったタイトルでも広く知られています。中部地方でも、新潟県の佐渡地方や山梨県、富山県などに伝わっています。皆さんパネルの中で繰り広げられるさるとかにのやりとりを真剣な様子でみつめていました。
たくさんシールが集まったスタンプカードを見せてくれました。スタンプカード1枚目達成目前です。残るシールはあとひとつ。次回が待ち遠しい!! 中部バージョンのシールはこちら。恐竜・富士山・ぶどうなど中部の名物・特産がいっぱい。

おはなし日本一周恒例のクイズタイム 正解は・・・・、3.富士山です。こちらの問題、みんな大きな声で答えてくれて、全員大正解でした。富士山に登ったことがあるお友達もいました。次回は、11月17日、「近畿地方」です。

きたかんハロウィンパーティ<2013.10.20>

毎年恒例の、きたかんハロウィンパーティを行いました。

いつもの常連さんに加え、少し大きいお兄さんお姉さんたちも参加してくれました。

ハロウィンとは何かというおはなしから始まり、絵本の読み聞かせ、手袋人形、エプロンシアター、パネルシアターの上演と盛りだくさんのおはなし会となりました。

最後に、おばけとこうもりのカチューシャをみんなで作って記念写真を撮りました。

おはなし会が終わってからも、カチューシャを付けたたくさんの子ども達が、館内で読書を楽しんでいました。

エプロンシアターを見ているところ てぶくろ人形を見ているところ
エプロンシアター「金のがちょう」
皆さん話し手のエプロンの上で繰り広げられるおはなしの世界にくぎ付けでした。
てぶくろ人形「ととけっこう」
手袋で作った人形からたまごがでてきたよ!
パネルシアターを見ているところ カチューシャを付けて写真を撮っているところ
パネルシアター「おばけマンション」
化け猫や魔女、ドラキュラなど、たくさんのおばけたちが登場するおはなしです。
キラキラのカチューシャをつけて、はいチーズ!!

おはなし世界一周<2013.10.19>

南地域図書館で「おはなし世界一周」を開催しました。

世界のおはなしを紹介して、皆さんに「世界にもこんなにたくさんの物語があるんだ!」と知ってもらうおはなし会です。

今回はヨーロッパのおはなしを紹介しました。

イギリスの民話と魔女のおはなしを聞いたあとは、クイズに挑戦しました。

魔女の絵本を読み聞かせているところ おはなし世界一周のパスポート
魔女の絵本のよみきかせです。魔女って一体どんな人? おはなし世界一周のパスポートです。遊びに来てくれたお友達には、毎回シールを配ってパスポートに貼っていきます。

石のペンダントづくり〜富曽亀の米山塔を知る<2013.10.14>

「石のペンダントづくり〜富曽亀の米山塔を知る〜」を開催しました。

北地域図書館周辺の富曽亀地域には数多くの米山塔が残されています。

地元のことについてもっと子どもたちに知って欲しいという思いから、スタッフが周辺マップを作成し、それを基に参加した子どもたちに米山塔について説明しました。

その後は、石のペンダント作りです。

石のペンダントは、軟らかい石を3種類の紙やすりを使って削り、磨き上げていき、最後にひもを通して完成となります。

石の形が複雑なほど削る作業が大変でしたが、皆さん根気強く削っていました。

石に関する本も紹介し、借りて帰る子どもたちたくさんいたので、今回のイベントで富曽亀地域の石塔について知っていただくことが出来ました。

米山塔の説明を聞いているところ ペンダントの形を決めているところ やすりをかけて形を作っているところ
富曽亀地域にの残されている米山塔について、子どもたちにも分かるように説明しました。 最初にろう石に好きな形を書きます。楕円形や、雫、勾玉などみんな個性的な形でした。 荒い目の紙やすりで、一生懸命削っていきます。次の日、筋肉痛になるかもしれません!?
石を磨き上げているところ 完成したペンダントを身につけているところ 石の本を見ているところ
だいたい削れたら、水をつけながら、耐水性の紙やすりで磨き上げます。つるつるになるまでがんばりました。 ひもを穴に通して完成です!完成したペンダントを首にかけて決めポーズ!! 石に興味のある子も多く、用意した石の本をたくさん借りて帰っていきました。

行ってきました!寺泊の寺-TERA巡り<2013.10.12>

寺泊地域図書館では、寺泊地域海岸部の寺院を訪問するイベント『寺-TERA巡り』を開催しました。

今回は海岸部の10箇寺のうち、図書館に近い2つの寺院を訪問しました。

寺泊地域をはじめ長岡市街からも多数の参加があり、徒歩で文化センターを出発しました。

養泉寺様・聖徳寺様のご協力で、普段、目に触れることのない文化財・所蔵品・本堂などを公開していただき、住職からは寺の歴史の説明や、本堂内と庭の案内をしていただきました。

参加者からは「寺泊の歴史を感じさせてもらった」「他の寺院も訪問してみたい」などの感想があり、歴史の奥深さに触れ、寺泊の魅力を発見できた充実した内容でした。

今後も郷土資料への関心を高めていただけるように、地域探訪を継続していきたいと思います。

養泉寺を訪れたところ 養泉寺の歴史を聞いているところ
養泉寺本堂・正面。 養泉寺ご住職より、本堂・歴史等のご説明をいただきました。
聖徳寺の石段の説明を聞いているところ 聖徳寺の所蔵品の説明を聞いているところ
聖徳寺の石段は88段。この階段にまつわるエピソードも聞かせていただきました。 聖徳寺ご住職より、所蔵品のご説明をいただきました。普段はお目にかかれない品もこの日のために公開してくださいました。

摂田屋醸造歴史さんぽ<2013.10.09>

南地域図書館では、摂田屋醸造歴史さんぽというイベントを開催しました。

長岡市郷土史研究会・小林芳郎先生の歴史解説付きで「醸造の町摂田屋」を歩きます。

前日まで雨降りで天候が心配されましたが、晴天に恵まれて、良い“さんぽ”日和となりました。

おなか地蔵の解説を聞いているところ 白壁の逸話を聞いているところ 蔵の中を見学しているところ
越のむらさきさんの前にある「おなか地蔵」の解説です。旧三国街道に立っています。 この白い塀のところには、お酒の出る木があったそうです。その話を聞いてみなさんびっくり! 星野本店さんの歴史ある蔵の内部を見学しました。
試飲をしているところ 錦絵蔵の様子 試飲をしているところ
長谷川酒造さんで、お酒の試飲中。どのお酒が好みかみなさん飲み比べていました。 機那サフラン酒本舗さんの鏝絵蔵。大規模で、色鮮やかに残っている鏝絵は貴重です。 吉乃川さんの資料館・瓢亭では酒造りのビデオ鑑賞のあと、こちらでもお酒の試飲をさせていただきました!

秋の文学散歩 川端康成の『雪国』を辿る<2013.10.05>

互尊文庫では、秋の文学散歩「川端康成の『雪国』を辿る」を開催しました。

午前9時に長岡駅を出発し、湯沢「雪国の宿 高半」の「かすみの間」や湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」、諏訪神社や主水公園など、『雪国』にまつわる施設・場所を訪れました。

昼食と越後湯沢駅での買い物の後は、堀之内の「宮柊二記念館」へ。

戦後の代表的歌人の足跡にふれ、帰路長岡に向かいました。

途中、あいにくの雨模様となってしまいましたが、幸い散策中は雨も止み、秋の1日を楽しんでいただくことが出来ました。

参加者の皆さんからは「充実した1日だった」「勉強になった」「来年もまた行きたい」などといった声が聞かれました。

来年も皆さんに喜んでいただける文学の旅を企画したいと思いますので、ぜひご参加ください!

高半のの展示品を見ているところ 諏訪神社を散策しているところ 昔の雪国の暮らしを見ているところ
高半の女将から、収蔵品の説明をしていただきました。 島村と駒子が涼をとった大杉の残る諏訪神社を散策。 雪国館2階の雪国の住生活コーナーでは、昔の湯沢の生活にふれることができます。
康成直筆の雪国の碑の撮影をしているところ 短歌の直筆原稿を見ているところ
主水公園に建つ、康成直筆の雪国の碑を見学。この後、全員で記念撮影を行いました。 宮柊二記念館にて、コスモス短歌会の歌人たち直筆の原稿を熱心に見つめる参加者たち。

中央図書館で橘崑崙/著『北越奇談』展示中!<2013.10.01>

橘崑崙(たちばな こんろん)の経歴はよくわかっていませんが、江戸の文人、亀田鵬斎が越後に来遊した際(文化7年頃)、崑崙に50歳を祝う詩を贈った事から、宝暦11年(1761)頃に生まれたと推定できます。

『北越奇談』は、鈴木牧之の『北越雪譜』より20年以上も早い、文化9年(1812)に出版されています。

牧之は三条に崑崙を訪ねており、雪譜を作成する上で影響をうけたと思われます。

葛飾北斎による挿し絵も見どころですが、崑崙自身による大湯温泉や矢木峰(三条下田、八木鼻)の絵も収められています。

『北越奇談』は全6巻で、その内の第3巻はまるごと玉石についての記述です。当時江戸では木内石亭の奇石を収めた『雲根志』が好評で、世間の関心も高かったのです。

エントランスに展示された『北越奇談』