Pickup!

図書館に関するニュースなどで、特に面白いもの、際立ったものを紹介します!

2015年1月2月

2014年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

2013年1月2月3月4月 /5月 /6月7月8月9月10月11月12月

2012年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

2011年4月5月6月7月8月9月10月11月12月

新組地域さんぽ〜北越戊辰戦争と長谷川泰〜<2013.05.29>

5月29日(水)に、北地域図書館主催の「新組地域さんぽ〜北越戊辰戦争と長谷川泰〜」というイベントを開催いたしました。

昨年5月にオープンした北越戊辰戦争伝承館をスタートし、新組地域にある戊辰戦争に関する史跡や長谷川泰先生の銅像を巡り、北越戊辰戦争伝承館長の安藤さんにお話していただきながら散策するという約5キロのウォーキングを行いました。

途中で雨に降られてしまいましたが、身体をフルに活用して楽しい時間を過ごすことが出来ました。

折り返し地点の「割元庄屋清水家」では現在も生活されている方がいらっしゃり、この日ちょうど庭先にお見えになられ、お手入れが行き届いた立派なお庭を拝見させていただくことができました。

この清水家には言い伝えがあり、その昔近くの川で釣りをしていたら河童が引っかかり、足がちぎれたためそれを家に持ち帰ったところ、後からカッパが「足をかえせ」追いかけてきてので、代わりに薬の作り方を教えてもらい、薬の庄屋として有名になったそうです。

このイベントでは、地元の方しか知らないお話や地域の昔を知ることができました。

北地域図書館の郷土コーナーには、戊辰戦争や長谷川泰に関連する資料を展示していますので、興味のある方はぜひ足をお運びください。

北越戊辰戦争伝承館での様子 大黒町の古戦場パークでの様子
北越戊辰戦争伝承館の2階から八丁沖が見渡せます。 古戦場パークにて。
百束町の割元庄屋清水家での様子 百束町にある長岡藩士 渋木成三郎の墓での様子
割元庄屋清水家の庭先にて。 長岡藩士 渋木成三郎の墓にて。

小学生向けの読み聞かせを学ぶ<2013.05.26>

5月26日(日)に、中央図書館で子ども読書活動推進計画関連講座「はじめての読み聞かせ〜小学校〜」を実施しました。

図書館職員が講師を務め、講師の実体験や業務上の経験などを交え、小学生を対象とした本の選び方や読み聞かせの方法などについて学びました。

講義や本の読み方だけでなく、本選びをする際に参考になるブックリスト(本)や各学年向けの本などの紹介もあり、準備から本番までを網羅した充実した講座となりました。

参加者からは、「ちょっとしたヒントが沢山あって、凄く参考になった。」「自分の空いた時間を活用して本を読み込み、いずれはボランティア活動をしてみたいと思った。」などといった声が聞かれました。

学校でボランティアをしている人から、これから読み聞かせをするという方まで、たくさんの方の参加がありました。 講師のテッパン絵本『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』(サトシン/作、よしなが こうたく/絵 講談社)。どんな学年でも爆笑の渦に!最後のオチがなんとも楽しい絵本です。

本の選び方と読み聞かせの流れなどの要点を以下にまとめましたので、是非参考にしてください。

  • 【読み聞かせの意義】
  • 耳でお話を聞くと同時に、目で挿絵を見ることで、すんなり物語の世界に入っていくことができます。
  • 楽しい読み聞かせの体験が「お話って楽しい」「本っておもしろい」と思わせる、良いきっかけになります。
  • 字が読める年齢になっても、読み聞かせをやめてしまわずに、ひとり読みと平行して続けていって下さい。
  • 【本の選び方】
  • 書店や図書館を活用して、とにかくたくさん読むことが大切です。ゆっくり読む時間を取れない場合は、隙間時間を使って色々な本を読みこみます。
  • たくさん本を読む中で、心にストンと落ちる本を、自分の感性を信じて選びます。
  • 迷ったら古い本に立ち戻る。版を重ねて今なお出版される本は、それだけ内容が優れている証です。
  • 新しい本は、ガイドブックなども参考になります。
  • 【読み聞かせの手順】
  • 持ち方は、絵を隠さないように本の中心下を利き手ではない方で持ち、利き手でページをめくります。(安定する持ち方を練習して下さい)
  • 声はトーンを低めに腹の底から出し、利き手の頭に落とすイメージで発声します。
  • 文字はゆっくり淡々と読み上げます。本の内容を感情込めて表現しても問題ありませんが、本よりも利き手に注目が集まらないよう注意が必要です。
  • ページ内の文字を全て読み終えたら、3拍程度あけて絵をしっかり聞き手に見せてからページをめくります。
@表紙の絵を見せながら、タイトル・作者を読み上げます。
※低学年は内容に集中してもらうためにも、作者は読まなくても可。
A開いた直後のページが白紙や柄だけであったとしても、ゆったりとしたペースで見せます。 B本文中のタイトルがある場合は、ここでもタイトル等をしっかり読み上げます。※作者は@と同様
C最終ページを読み終えたら「おしまい」と声掛けし、子どもを絵本の想像の世界から現実に呼び戻します。 D裏表紙を見せます。表と裏で1枚の絵になっている場合は、本を開いて絵を見せます。 E最後にもう一度タイトルのみを読み上げ、読み聞かせ終了です。
※読み聞かせはお話の楽しさを届けることが目的なので、感想を求めたり内容の教訓を改めて伝える必要はありません。

むかーしむかしのおはなし会 初夏のスペシャル<2013.05.26>

西地域図書館では、5月26日(日)に大島コミュニティセンターで「むかーしむかしのおはなし会 初夏のスペシャル」を行いました。

昔話の語りや民話の研究をされている「長岡民話の会」の方々におこし頂き、季節の昔話を三つ、お話しして頂きました。

そのあとは、おたのしみ工作として、かざぐるま作りをしました。

最初の紙芝居『くわず女房』は菖蒲の花が出てくる、5月にぴったりのお話でした。美しくて働きものだけれど、ごはんを食べないという変わったお嫁さん。その正体が恐ろしい鬼婆だと知って逃げ出す男のお話を、臨場感たっぷりで読み聞かせして下さいました。すぐ目の前で聞いていた子どもたちがじっと聞き入っていました。 二つ目のお話は、イギリスの伝承童話・マザーグースの中から『これはジャックのたてたいえ』。前に出てきた言葉が積み重なり、どんどん長い言葉になっていくという積み上げ話です。読み手の方は子どもたちとのやりとりをしながらも、なが〜い言葉をスラスラと言い上げ、みなさんがびっくりしていました。 最後のお話は、庄屋さんの娘をお嫁にもらおうとたくらむ河童が登場する『かっぱとひょうたん』の語りです。河童のもとへ嫁ぐことになった三人姉妹の末っ子の娘は、ある思いつきでひょうたんを使って河童を負かすのですが、途中で歌や手拍子も入って、より面白く聞くことができました。
昔話のお話のあとは、かざぐるま作りをしました。ちょっと変わった、お花の形のかざぐるまです。ワイヤーに画用紙を通していき、クルクルと回るように作るのが難しかったのですが、みなさん一生懸命に作っていました。

中央図書館エントランスの若井さんの油彩画展示替え<2013.05.20>

中央図書館エントランスに、昨年9月に栃尾美術館で回顧展が開催された故若井宣雄さんの油彩画2点を新たに展示しました。

ご来館の際は、是非ご覧になってください。

展示作品
左から
「青いトマトなど」昭和3年
「キュラソーのビンなど」昭和5年

「今町・中之島大凧合戦」ポスター展開催中!<2013.05.19>

中之島地域図書館では、6月1日(土)〜3日(月)に行なわれる「今町・中之島大凧合戦」に合わせ、歴代の大凧合戦ポスター展を開催中です。

平成14年度からのポスターが並ぶ様子はなかなかのもので、作り手の苦労が垣間見えます。

また、普段なかなか目にすることのできない凧を揚げる道具、「滑車(キャラ)」も一緒に展示中です。

このポスター展は6月11日(火)まで、中之島文化センターロビーにてご覧いただけます。

大凧合戦とともに、こちらもぜひお楽しみください!

今年の絵柄は巴御前。凛々しい姿ですね。 栃尾の「あぶらげんしん」や文化センターの「まなびぃ」のミニ凧もお出迎え。 珍しい横バージョンのポスターもありました。

今町・中之島大凧合戦間近!大凧絵付け見学会<2013.05.19>

中之島地域図書館では、5月19日(日)に当館の特色資料「凧」に関連して、中之島公民館第一分館へ「六角凧 絵付け見学会」に行ってきました。

凧協会の方からの解説では、大凧合戦の起源は今から三百年ほど前に、信濃の紙商人が刈谷田川堤防で大凧を作り、大空へうちあげたのが始まりといわれているそうです。

絵付けは5月から始まり、武者絵や女形のほか、スポンサーの要望に応じ、キャラクターやマスコットを描く事もあるのだとか。

参加してくれた方達は、初めて間近で見る大凧(大きさ畳約10畳分)にびっくり!

なかなか見ることの出来ない、六角凧の制作現場を興味深く見学していました。

今町・中之島大凧合戦は、毎年6月の第1・土・日・月に開催されます。

中之島地域図書館には凧に関する様々な資料がありますので、大凧合戦をより楽しむための予習に是非ご活用ください。。

はじめに凧協会の方の解説を聞き、見学開始です 大凧が体育館の中に所狭しと広げられていました。
ためらいなく筆を動かす姿に感動!間近で見られて絵を描く方も緊張気味のようでした。 これから絵付けされる凧たち。完成が楽しみです。

作って遊ぼう!ワクワク工房【皿まわしをつくろう】<2013.05.19>

5月19日午後2時から、互尊文庫で『作って遊ぼう!ワクワク工房』を行いました。

今回の題材は、新聞紙と紙皿を使用した「皿まわし」作りです。

先生に教えてもらいながら、新聞紙を折って回し棒を作り、それぞれ好きな模様を描いた紙皿に新聞紙のふちを貼って、皿まわしが完成しました。

遊び方にはコツがいるようでしたが、少し練習するとみんな上手に回せるようになりました。

工作をしている様子 紙皿に模様を付けている様子 皿回しをして遊んでいる様子
まずは新聞紙を折って、テープでぐるぐる巻きます。 紙皿に好きな模様を付けて… 皿まわしの完成!上手に回せるようになりました。

中央図書館に自然絵本作家 松岡達英さん登場!<2013.05.19>

5月19日(日)に、中央図書館で長岡図書館友の会「なりふ」主催の松岡達英講演会「僕が絵本作家になったわけ〜長岡の山・虫・花〜」が開催されました。

簡単な自己紹介の後、「自然って何かわかりますか。」と、聴講者へのそんな問いかけで始まった本講演会。

手前にあるビジュアルプレゼンターと呼ばれる機械を使って、プロジェクターで絵本や即興で描く絵をスクリーンに投影し、お話を聞きました。

松岡さんは長岡市出身の自然絵本作家で、小さいころから長岡の野山を駆け回り、草・花・昆虫などに触れ、その経験からやがて数々の賞を受賞する絵本作家となられた方です。

絵本『でんしゃ はっしゃしまーす 』を投影しながら、自身が手掛ける作品が身近なところから生まれることを、エピソードを交えてお話されたり、絵を描きながら身近な草花やアメリカのユタ州ダイナソーで見た恐竜の化石などのお話をされました。

楽しい中にも、松岡さんの自然に対する思いがとても良く伝わってきた講演会でした。

講師の松岡達英さん 絵を描いている様子
松岡さんの著作は多数あり、館内で閲覧・貸出ができます。土日祝日にオープンする川口や川崎町のアトリエでは、自然たっぷりの絵本の原画や流木を使ったホビーを見ることができるそうです。 筆は生き物のように動き、スラスラと絵が完成していきます。

図書館を探検しよう!「互尊文庫探検隊」<2013.05.18>

5月18日午後2時から互尊文庫探検隊を行いました。

1回目の今回は「図書館を探検しよう」と銘打って図書館の説明や互尊文庫館内を見学したあと、本の並び方や図書館のルールやマナーについてのクイズを行いました。

探検カードを首に下げ、書庫や非常階段など普段見ることができない場所の見学に参加者一同興味津々。

ゲームやクイズも一生懸命答えてくれて、驚くほど高い正答率でした。

今回知った事を元に、これからもっと図書館を活用して欲しいと思います。

探検隊はあと2回開催する予定で、次回は9月に「図書館で宝探し」を開催します。

図書館に関するミニクイズをする様子 探検の様子 非常階段を上る様子
見学前に図書館についてのお話とミニクイズをしました。 互尊文庫見学中は探検隊の旗が目印です。 普段目にしない非常階段も昇りました。互尊文庫の構造は少し入り組んでいて迷路のようであり、歴史のある建物の雰囲気も探検気分を手伝っています。
ゲーム中の様子 ○×クイズの様子
本棚表示を見て、本の背表紙にあるラベルの数字の意味を調べるゲーム中。 最後は図書館のルールやマナーについての○×クイズ。マナーなどをバッチリ覚え、これでどの図書館も気持ち良く使えますね。